Superflex Baby Super Anastigmat 1:4.5 f=60mm

昭和13〜17年の間に、梅本製作所が製造し暿光堂が販売した、４x４フォーマットでは珍しい一眼レフカメラです。

■ ボディーには凹み、アタリなどありませんが、貼り革は割れ剥がれが若干あり、全体的に年代なりのサビや落とせない汚れがあります。
■ シャッターは簡単なエバーセット式で、清掃、注油して撮影可能になっていますが、スピードの実測値は以下の通りです。 25 = 1/60 50 = 1/70 100 = 1/100
■ レンズは、カビ、キズはありませんが、全体に透明度は高くない気がします。もともとの性質なのか薄いクモリがあるのか、よくわかりません。実際に撮影したサンプルを掲載しておきます。

■ 絞りは10枚のきれいな円形絞りでにじみなどなくスムーズに動きます。
■ ミラー表面には若干剥がれがあり、ファインダー像はいささか暗くて小さく、ルーペもないのでピントの山を掴むのはなかなか困難でした。
［使用上の注意］☆ シャッターレバーはミラーアップも兼ねていますので押すのにそれなりの力が入ります。 シャッターレバーの下にミラーアップ保持のためのボタンが付いています。 ☆ フィルム送りの赤窓の番号は、127フィルムに４x４の12枚撮り用番号がなかった時代のもので、右手側の窓から順に出てきた番号に合わせて巻き上げると12フレーム撮れるようになっています。

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